kuneスタッフが語る、kuneの行き方・楽しみ方–––花巻南温泉郷という文化圏
こんにちは。kuneスタッフの照井彪斗です。
山々が淡く色づく4月にkuneがオープンしてもうすぐ一年が経ちます。
まずは、岩手をはじめ遠方からもkuneへご来店いただいておりますことを、この場を借りてお礼申し上げます。
kuneは岩手県花巻市の「花巻南温泉郷」というエリアの奥にお店を構えています。
せっかく足を運ぶのであれば、「kune以外に何があるんだろう?」と気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回のジャーナルでは、温泉を始めとしたkune周辺の楽しみ方を花巻出身の僕が紹介していこうと思います。
既にkuneにお越しいただいた方も、これから来店される方も、kuneの周りにある文化を楽しんでいただけますと幸いです。
kuneまでの道標–––充実した交通機関に乗って、流れる時間を楽しむ
まずはkune周辺の文化をお話しする前に、kuneまでのアクセスをご紹介します。
kuneの位置する花巻は、飛行機・新幹線・高速道路・バスと主要な交通機関が充実しているので、意外とアクセスしやすい場所にあるんです。
関西方面からお越しであれば、
神戸空港→花巻空港(FDA:約1時間30分)
大阪伊丹空港→花巻空港(JAL:約1時間20分)
と言った感じで、2時間以内で花巻に到着します。空港からは車で30分程ですね。
関東方面からお越しであれば、東北新幹線がおすすめ。例えば、東京→新花巻駅 で約3時間の新幹線旅を楽しみ、新花巻駅からは車に乗って30分程で到着します。
花巻空港・新花巻駅から公共交通手段を使うと少し時間がかかりますが、都会の喧騒とはかけ離れた、ゆったりとした時間を楽しめるローカル線も面白いですよ 。
バスは花巻駅前→鉛温泉(湯口線(新鉛温泉行))で約30分。鉛温泉バス停から徒歩10分程でkuneが見えてきます。
高速道路をご利用の方は、花巻南ICから下車して約20分程で到着です。
お店はこちらの標識を目印に。
長い鉄をロゴでくり抜き、時間の経過と共に年々錆びていくデザインの標識です。
空いているスペースを駐車場としてご利用ください。
時代を超えて愛される花巻南温泉郷–––kuneのご近所の楽しみ方
それではお待ちかねの温泉郷についてお話しします。
kuneまでの道中にはなんと、7箇所の温泉があります。温泉好きにはたまらないですよね…。
僕も1日の疲れを癒しに日帰り温泉に行くことが多いのですが、皆さんにも自然の恩恵を感じてもらうべく、足繁く通う3つの温泉をご紹介します。
まずは「藤三旅館」。
ここは立ち湯が有名で、湯船の深さが1.25mもあるのが特徴です。総ケヤキ造りの建物の佇まい、開湯600年越えの風格があります。
岩手が誇る偉人である宮沢賢治の作品にも登場する温泉です。アツアツの温泉なので、短時間でしっかりリフレッシュしたい方にオススメ。プリミティブな雰囲気が漂う温泉が好きな方も気に入るかと思います。ここ最近ですが、新たにサウナもできました。
藤三旅館の詳しい情報はこちらから。
2つ目にご紹介するのは、「優香苑」。
こちらは日帰り専門の温泉です。サウナ後に露天風呂に向かうというお決まりのルーティーンが格別に良く、夜は満天の星空を眺めながら温泉を楽しめます。 時間をかけてゆっくりと疲れを癒したい方や、子ども連れの方にオススメできる温泉です。
優香苑の詳しい情報はこちらから。
3つ目は「大沢温泉」です。
目の前にある渓流や森の景色をぼんやりと眺めながら入れる半露天風呂と、茅葺屋根の建物を眺められる露天風呂があり、違う景色を2度味わえる温泉です。
また、待合座敷や地元の郷土料理も楽しめる「やはぎ」という食事処など、どこを切り取っても風景がとてもレトロで、まるで昔の日本にタイムスリップしたかのような感覚になります。
大沢温泉の詳しい情報はこちらから。
余談ですが、kuneでは日帰り温泉に行くのにちょうど良い大きさということで、「温泉バッグ」と呼んでいる手刷りのエコバッグもあります。
普段はお買い物袋として使える旅のお土産です。kuneにいらした際はぜひご利用ください。
「どの温泉に行けば良いか悩ましい……」という方は、店頭でお話しできればと思いますので、ぜひお気軽に聞いてください。タオルなどの温泉グッズは忘れずに!
「美味しい」時間を過ごせる食事処–––kuneのご近所の楽しみ方
温泉に加え、旅に欠かせないのは美味しい食事。
良い湯でリフレッシュした後は美味しいものをたらふく食べたいですよね。
そんな、人間の欲望をかき集めたような最高のプランもkuneのご近所では叶います。
しっかりと食べたい方には「味楽苑」がおすすめです。
この焼肉屋はホルモンがとても有名で、岩手県の郷土料理でもある盛岡冷麺も楽しめます。
ホルモンのジューシーな油を、喉越しの良いさっぱりした冷麺でつるっと流し込む、最高の組み合わせです。
小腹が空いている方は「Backstube(バックシュトゥーべ)」へ。
自宅のハーブやベリーを使うなど、季節のオーガニックな素材にこだわり抜いたドイツパンとケーキを楽しめるジャーマンカフェです。
お持ち帰りもできるので、お土産にもおすすめです。
温泉上がりの牛乳感覚でクールダウンしたい方は「森のジェラートポエーマ」へ。
こちらは地元花巻の食材を自家製でジェラートにしているお店です。
ちなみに、kune店長・菊地に聞いたところ、よもぎ味が絶品とのことでした。
花巻という地域と繋がる、そんな体験を楽しんで
kuneへ向かう道中、または帰り道。
そこには、ほっと一息つけるような温かな文化が根を張っています。
このジャーナルをきっかけに、kune周辺である花巻南温泉郷という文化圏を少しでもイメージしていただけましたら幸いです。
画面の向こう側で読んでくださった皆さんと、いつか直接お話しできることを楽しみにしながら、今回のジャーナルを終わりにしたいと思います。
書き手:照井彪斗(kuneスタッフ)
kuneの営業再開について
2024年2月29日(木)までアポイントメント制の冬季休業とさせていただいておりましたが、
2024年3月2日(土)より通常通り営業を再開いたします。
また、当店では営業日を土日月祝から、金土日月祝の週4営業(金曜日が追加になりました)に、変更することにいたしました。
24SSの新作も続々と入荷してきております。春が芽吹く季節に向けて、新たな衣服との出会いをお楽しみください。皆様のご来店を心からお待ちしております。
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金・土・日・月・祝 10:00-18:00
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V.O.Fでは”衣服消費の健全化”をMISSIONに掲げ、リユース商材を仕入れて販売するほか、着られなくなった洋服の買取やアップサイクルプロジェクトに取り組んでおります。不要になりましたお洋服があれば、ぜひ一度ご相談ください。買取サービスについては コチラ から。